この動画は日本経団連の米倉会長の会見である。彼からすると、政府はなぜ守ってくれないのかと思っているのだろう。今、世間の矛先は、東京電力に向いている。次が政府である。
東京電力の立場で少し考えてみる。こういった電力会社、「お代官様(この場合悪徳将軍)」にへいこらへいこら頭を下げ、「原子力を作らせてください。」と頼み込んだ。
もっとも、「お代官様」にも利権というものが舞い込んだはずである。
停電の事故が起こり、バカ菅が「視察をする。」と言って、デタラメが「そんなに簡単に爆発しないですよ。」と言いながら、視察。東京電力がガス抜きのベントを政府に要請したはずである。なぜなら、窯を壊したくなかったからである。
それを、デタラメ、カイエダらが、「御老侯の御成りである。そんなときにガス抜きとは、なにごとか!!御老侯の視察が終わってからにせよ。」と言っているのである。
ところが、実際、爆発してしまった。視察のためにガス抜き作業が遅れて事故が起こってしまったなどと大衆に知れては困る。
よって
「急いでベントしろと言ったのに東電は聞く耳を持たなかった。」と言っているのである。
民間企業、これは悲しい立場である。確かに利潤を得ることはでき、いろいろと悪代官から便宜を図られ、調子のいい時には、「いつでも手助けをするぞよ。」と言いながら、いざ困ったときには、「僕は知らない。」というようにふるまわれるのである。
東電の株価、どんどん下がっている。起死回生の案を教える。
もう原発をやめろ!!これで、株価は急上昇である。具体的には、足らない電力を火力を増設することでどんどんと作り、老朽化した原子炉は廃炉の手続きを取る。もう新たに原子炉は作らない。
これだけのことをするだけである。
だって、東電の清水社長、考えても見ろ。東電自身も政府、御用学者に騙されて原発を作ってはないか?
電力を生産するコストが安くったって、いったん事故を起こせば、そのコストは莫大だぞ!!何のメリットがあるんだ?
尻拭いだけは、東電がしなければならないというのも割に合わないことないか?
「私たちは、原子力発電をもう新たには作りません。」というキャッチフレーズの広告を大々的に出せばいいのでは?
ここで、バカ菅を代表とする政府が「今の時代、二酸化炭素削減なのだぞ。」と圧力をかけてくるかもしれない。そこは「死の灰よりも二酸化炭素が増えたほうがよっぽど世のためだ。」と言ってやればよい。
どうせ圧力をかけても、いざというとき、政府は無責任になるのだから。これは、民主党だけではなく、自民党政権になっても同じ穴のムジナである。なぜなら、いけいけどんどんで原発を増やしたのは自民党の政策だからである。
東電が、原発をやめて、株価が急上昇すれば、関西電力、中部電力もそれがいいと真似てくるだろう。
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